8月4日、ホップを大量に使った苦々ビール「IPA（アイピーエー）」を祝うInternational IPA DAYが開催されました。
その苦々ビール愛飲家に対抗して（？）、黒ビール愛飲家が立ち上がった、、、かどうか制定のきっかけは全くの想像ですが、International STOUT Dayなるものが11月3日（木・文化の日）に制定されたようです。
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Twitterを見てると、すでにアメリカでは「待ちきれない！」という声もあがっており、盛上っているようです。
■スタウトってどんなビール？
麦芽化してない大麦を高温で焦がしたもの（ローステッドバーレイ）を使用し、上面発酵製法で製造した黒い色をしたビール。日本では「ギネス」でお馴染み。
【あなたが飲んでいるのは本当のスタウト！？】
日本ではスタウトは“濃色の麦芽を原料の一部に用い、色が濃く、香味の特に強いビール”としか定義されておらず、上面発酵製法でならなければならないという規定は特にありません。
そのため日本では、世界的に見るとスタウトとは認められない下面発酵製法で造られたスタウトが「スタウト」という名前で流通しています。もし、本物のスタウトが味わってみたい場合は、せひ製法までご確認を。
【スタウトの前身ポーターも忘れずに】
サンクトガーレンのレギュラー黒ビールの「ポーター」はスタウトの前身と言われるスタイルのビールで、“強い・どっしりした”という意味をもつスタウトに比べ、柔らかくまろやか、優しい味わいが特徴です。
【スタウトはフレーバービールのベースとしても魅力を発揮】
スタウトは高温できつく焦がした麦を使用したビールのため、コーヒーやビターチョコ、カカオを思わせる風味があります。そのため、その風味を活かしたフレーバービールのベースとして用いられることが多いビールです。
＜一例＞
スイートバニラスタウト（バニラを使用）、黒糖スイートスタウト（黒糖を使用）、
コーヒースタウト（コーヒー豆を使用）、オイスタースタウト（牡蠣を使用）、
チョコレートスタウト（カカオなどを使用して造る場合と、使用しないで造る場合がある。サンクトガーレンでは使用していない）
という訳で、上記通りサンクトガーレンのラインナップの中ではスイートバニラスタウトと黒糖スイートスタウトがスタウトに当たります。
バレンタイン限定のチョコビールのラインナップも全てスタウト。
11月3日は黒いスタウトで盛り上がりましょう♪
▼ビールの記念日カレンダーサンクトガーレン目線で集めてみました
