本日より出荷するパイナップルエールが、プチリニューアル。
使用するパイナップルが変わります。
デルモンテパイナップルで仕込んだバージョンとなります。
ワインの味がブドウそのものの出来に左右されるように、フルーツビールも果実そのものの出来に影響を受けます。
これまでパイナップルエールに使うパイナップルは自分たちで箱買いし、自分たちで手切りして使っていました。
しかし、果実そのものに当たり外れがあったり、季節による糖度のバラつきは自分たちではどうしようも出来ない部分でした。
パイナップルは追熟しないため(果実を樹から収穫した後に、時間を置くことでもっと甘くなったりすること)、甘くない果実に当たってしまっても、どうすることも出来ません。
輸入パイナップルから沖縄産パイナップルに切り替えも試みたのですが、同じことでした。
デルモンテのパイナップルへの切り替えを決定したのは、安定した糖度の果実が手に入るようになること。サンプルで頂いた果実は甘く、香りも強くビールに良い影響が出るのではないかと思っています。
デルモンテの工場ではフィリピンの自社農場で栽培したパイナップルを横浜港に到着後、すぐ隣の自社工場で加工しています。
しかもサンクトガーレンが使うのは、機械の切ったパイナップルではなく、職人さんたちが手切りしたパイナップル。
国内で完全手切りのラインを持つのはデルモンテのみだそうです。
▶デルモンテのパイナップル加工工場を見学して来ました
樽生も瓶も本日より出荷のものがデルモンテVerです。
瓶を見分ける手段はラベル横の賞味期限。
ここが、11月25日以降のものがデルモンテVerです。
樽はお店で仕入れ日をご確認下さい。