元祖地ビール屋【サンクトガーレン】

今週末に開催される富山ビアフェスを皮切りに怒涛のビアフェスウィークがやってきます。今年初めてビアフェスに参加される方向けの「ビアフェスって何？」という記事をnanapiに寄稿しました。
ご興味のある方は読んでみて下さい！


▼ビール好きにはたまらない！【ビアフェス】ってどんなイベント？

日本全国の地ビールを中心に、海外の地ビールが1か所で一気に飲み比べできます。 普段は自ら現地に足を運ばないと飲めないような地ビールが、向こうからやってきてくれます

6、ウコンの力は地元コンビニで購入を ビアフェス当日、会場付近コンビニのウコンの力はかなり品薄状態となります。できれば、会場から離れた自宅近くのコンビニでGETしておくと万が一のときも慌てません。

サンクトガーレンは季節限定のビールが多かったり、イベント出店が多い関係でパンフレットをシーズンごとに作り変えています。

この度2011年夏Verのものに差し替わりました。日本全国のビアフェススケジュールなどが入っています。ぜひご覧ください。

今日はこれが書きたくて、前２つのブログを書いたと言っても過言ではありません。

先日、地ビール会社が造る発泡酒、つまり「地発泡酒」は「地ビール」よりも酒税が高いという記事をブログで書いたところ、こんな質問を頂きました。

「発泡酒免許しか持っていない地ビール会社は、地ビール税制優遇の恩恵は受けられないのか？」と。

実は、私もこれが謎だったのです。


これに関して厚木税務署に話を聞いたので、簡単にまとめておきます。

結論から言うと、発泡酒免許しか持っていない地ビール会社にも税制優遇の恩恵はあります。

ただし麦芽25％以下の発泡酒に限り、だそうです。

ちょっと複雑なので、図にまとめてみました（クリックで拡大します）。

先日の日記でフルーツビールは日本では全て【発泡酒】について解説しましたが、それに関連して。

実は日本では、ビールの免許を持っているだけではフルーツビールは造れません。

なぜ？

フルーツビールは、日本では【発泡酒】だからです。

では、造るために何が必要か？

発泡酒免許です。


実は以外と知られていないのですが、ビール免許と発泡酒は別ものです。

ビールを造るためにはビール免許が、発泡酒を造るためには発泡酒免許が必要です。

そのため、ビール免許をもっているだけでは節税型発泡酒はもちろん、フルーツビールも造ることはできません。

逆に、発泡酒免許しかもっていない地ビール会社ではビールを造ることができません。

サンクトガーレンでは、両方の免許を取得しているので、麦芽100％の副原料なしのビールも、フルーツビールも造ることができます。


▼取得免許に見る地ビール会社一例（クリックで拡大）

サンクトガーレンは2010年ブルワリー・オブ・ザ・イヤーという賞を頂きました。