元祖地ビール屋【サンクトガーレン】

一升瓶ビール、スイーツビールなど個性的なビールを仕掛ける厚木市の地ビール蔵。日本最老舗地ビール会社で、国際大会金賞常連ビールも多数。

薬剤師さんが本当にお薦めする二日酔い対策
「ビールが好きなんです。」運営者gouさん編①

何かと飲酒の機会が増える12月。でも避けたいのは二日酔い。ブログ「ビールが好きなんです。」の運営者で、現役薬剤師でもあるgouさんにサンクトガーレン広報 中川が二日酔い対策についてあれこれ聞いてきました。

サンクトガーレンは、神奈川県厚木市のクラフトビールメーカーです。 アメリカでビールの製造販売を行っていた日本のクラフトビールの元祖です。 つくっているビールは大手で主流の“ラガー”とは製法も味わいも対極の“エール”のみ。 ワールドビアアワードで世界一を獲得したIPAビールの他、一升瓶ビール高アルコールで長期熟成が出来る麦のワインバレンタイン限定チョコビールなども製造しています。

gouさん、こんにちは。何かとお酒を飲む機会が増える12月。
今日はそんな忘年会シーズンに向け「薬剤師さんが本当にお薦めする二日酔い対策」を教えて頂きたいと思います。
宜しくお願いします。

こんにちは。宜しくお願いします。
まず、1番気軽な二日酔い対策として多くの人が利用している ウコンやヘパリーゼ。これって本当に効果あるのでしょうか?
個人的にもよく利用していますが、効いているような、効いていないような? 実際のところはどうなんでしょう?
ウコンとヘパリーゼ、アルコールの分解を助ける効果があるとされていますよね。
効果はあると思います。
ただ、アルコールは分解されてアセトアルデヒドになり、この成分も二日酔いの原因です。このアセトアルデヒドも分解されないと、二日酔いの症状が出てしまいます。

アルコールの分解だけじゃダメなんですね。
またアルコール摂取は脱水になりやすく、これも二日酔いの症状を強くします。
そのため、アルコールとアセトアルデヒドの両方が分解でき、かつ水分摂取もしっかりできたときは効果を感じ、そのような対処ができなかった時には効果があまり感じられないのかなと思っています。

なるほど。
私はあんまりお水あんまり飲まないから効果を感じられないのかな…。
アルコールとアセトアルデヒドの分解を促すには、ウコンやヘパリーゼを使用する以外にも、食事をしながらお酒を飲むなどの工夫をすることが大切だと思います。
そして、二日酔いの症状が強くならないように水分をとる。一般的に言われているようにお酒と同量以上の水分をとることが本当に大切です。
なるほど。お水は思っている以上に大事なんですね。

あと、ウコンやヘパリーゼは飲む“前”に飲むほうが良いのか、飲んだ“後”に飲むほうが良いのか悩むんですけど、アルコールの分解を助ける ということは、やっぱり飲む“前”のほうが良いんですかね?
そうですね。前の方がいいんじゃないかと思っています。
アルコールの分解を早めるので、飲んだそばから分解していけば...という考え方だと思うので。ただ、あまりにも早く飲みすぎると、そして、長い時間お酒を飲むのであれば、効果は落ちてしまうかもしれないですね。

では、長時間の飲み会のときはウコンやヘパリーゼを途中で何回か追加して飲んでも大丈夫なものですか?
身体に負担があったりしませんか?
ウコンとかヘパリーゼ、1回の飲み会で2,3回分飲んでも、何か大きな問題が…ということはないと思います。
ただ、先ほども言いましたが、そのほかの工夫がしっかりできているか。 そちらにも気を配ったほうがいいと思います。

結論としては、ウコンやヘパリーゼでアルコールの分解を助けつつ、アセトアルデヒドの排出を促すためにお酒と同量の水を飲むことを意識、ですね!

サンクトガーレン有限会社 〒243-0807 神奈川県厚木市金田1137-1 TEL:046-224-2317 FAX:046-244-5757  info@SanktGallenBrewery.com