ビール用語辞典【り】
■リアルエール(Real Ale)
リアルエールとは、イギリス発祥の伝統的な製法に基づいたビールのこと。名前の通り、ベースのビールは上面発酵製法によって造られたエールビールです。→サンクトガーレンはエールビール一貫主義
通常のエールビールは一次発酵が終わると貯蔵用のタンクに移され熟成が行われるのですが、リアルエールの場合、一次発酵後のビールをタンクではなく樽に移し1樽1樽コンディションして仕上げます。
普通のビールとの大きな違いは炭酸を開放させて仕上げること。つまり完成したビールは“ほぼ無炭酸”。炭酸はビールに爽快感をもたらしますが、その一方で炭酸の刺激によってビール本来の味や香りがマスキングされてしまう側面ももちます。伝統的な製法で造ったビール本来の香り・味わいをゆっくり楽しむ、それがリアルエールです。
通常のエールビールは一次発酵が終わると貯蔵用のタンクに移され熟成が行われるのですが、リアルエールの場合、一次発酵後のビールをタンクではなく樽に移し1樽1樽コンディションして仕上げます。
普通のビールとの大きな違いは炭酸を開放させて仕上げること。つまり完成したビールは“ほぼ無炭酸”。炭酸はビールに爽快感をもたらしますが、その一方で炭酸の刺激によってビール本来の味や香りがマスキングされてしまう側面ももちます。伝統的な製法で造ったビール本来の香り・味わいをゆっくり楽しむ、それがリアルエールです。
通常のビールはこの大きなタンク⁽4860L⁾で仕上げます
リアルエールは樽単位⁽15L⁾で仕上げるため、手間がかかります