ビール用語辞典【ほ】

ホップ

ビールの主原料の1つで、ビールの苦み・香りの基になります。

【苦み】・・・主に苦味付けを目的として用いるホップをビタリングホップと言います。

【香り】・・・主に香り付けを目的として用いるホップをアロマホップと言います。
ホップはハーブの1種のため、品種によって様々な香りをもち、ビールの種類によってどんな香りを付けたいかで、どのホップを使うかを見極めます。

ホップニック

主にドライホップなどに使われる装置のこと。
IPAやペールエールなど、ビールにホップの香りを強くつけたいとき、2次発酵中のビールにホップを漬け込む「ドライホップ」という方法が用いられます。
伝統的なドライホップの手法は、網袋に入れたホップをビールのタンクに吊り下げてビールにホップの香りが抽出されるのを静かに待つ、というものでした。
一方、ホップニック装置は小さなビールタンクのような見た目で給水と排水のホースでつながっています。
ホップニックの中にホップを詰め込んだら、ビールをホップニックとビールタンクの間で循環させます。
ポンプでビールを動かすことで、全てのビールを絶えずホップに触れさせ従来のただ吊り下げる方法よりもホップの香りを強く引き出せるようになりました。

ホップニック

ホップニック

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