今、サンクトガーレン常設店の東銀座bar cacoiで、ちょっと特別なインペリアルチョコレートスタウトが飲めます。
インペリアルチョコレートスタウトにウイスキー“ジャックダニエル”の熟成に使われたオーク樽チップを一か月漬け込んだもの。
昨今、アメリカのクラフトビールシーンではウイスキーやワインなどの熟成に使われた木樽の中にビールを入れて熟成させるウッドバレルエイジング、その樽の木片をビールの中に入れて熟成させるウッドエイジングという手法が注目されています。
(サンクトガーレンが今回行ったのは後者のウッドエイジング)
ウイスキーやワインの熟成に使われた木樽をビールに触れさせることで、それぞれの風味がビールに付くことを狙ったものです。
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(bar cacoiマスターコメント)
一ヶ月ではオークのアロマやフレーバーはほのかに感じられる程度ですが、独特なウッディーさや、タンニン、バニリンな風味が出ています
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日本ではまだ珍しいウッドエイジングですが、bar cacoiのマスターはいち早く注目していて、カクテルにもこの手法を用いたものを何種類か用意しているそうです。
ビールには限りがありますので、興味のある方は早めにお店へ。
関連情報
▶Wood and Barrel aged どうして木や樽を使って熟成するの?(Beer Study Group)
▼ジャックダニエルの樽が出来るまで(動画)