2025年の和梨のヴァイツェンの発売は9月中旬の予定です。
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瑞々しい梨風味を詰め込んだ
フルーティーな味わい
小麦麦芽を主原料としたフルーティーなヴァイツェンというスタイルをベースに、
細切れにした梨、ペーストに加工した梨、ジュースに加工した梨を3段階に分けて
加えています。
ヴァイツェン酵母にはもともと梨や桃に例えられる甘い香りがあります。
そこに本物の梨を合わせて使用することで、瑞々しくフルーティーなビールに
仕上げました。

傷などの“訳あり梨”をビールに活用

このビールには、表面の傷などが原因で出荷不可となってしまった“訳あり”梨を買い取って有効活用しています。

また近年では “蜜症(みつしょう)” の果実が梨農家を悩ませています。 蜜症は天候不順などで果実内の糖分が偏って透明化する現象です。写真の透明部分が蜜症です。
リンゴでは喜ばれる蜜ですが、梨に発生すると特有の食感が失われるため商品価値がなくなってしまいます。
リンゴでは喜ばれる蜜ですが、梨に発生すると特有の食感が失われるため商品価値がなくなってしまいます。

蜜症の梨は見た目や食感は悪いですが、食用としては何の問題もありません。
それらの果実活用の相談を受け、神奈川県の梨農家より豊水・幸水・菊水・新星の4種の梨を買い取ってビールに使っています。
それらの果実活用の相談を受け、神奈川県の梨農家より豊水・幸水・菊水・新星の4種の梨を買い取ってビールに使っています。

梨は細切れにしたもの、ペーストに加工したもの、ジュースに加工したものを醸造工程で3段階に分けて加えています。
そうすることで梨の甘い香り、瑞々しい風味をビールにギュッと閉じ込めています。
そうすることで梨の甘い香り、瑞々しい風味をビールにギュッと閉じ込めています。