【完売御礼】Golden Haze IPA(ゴールデンヘイズアイピーエー) / New England style IPA
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サンクトガーレン史上最大量のホップを使用した、トロピカルジュースのような見た目と味わいが特徴のビール「Golden Haze IPA(ゴールデンへイズアイピーエー)」を限定発売します。

このビールは2016年にアメリカ北東部で誕生したIPAの派生スタイル「New England Style IPA(ニューイングランドスタイルアイピーエー/以下 NE-IPA)」を踏襲しています。
NE-IPAは今ではアメリカ各地のクラフトビールメーカーで造られていますが、現地での凄まじい人気のため(お客様がブルワリーに行列していて、瓶や缶に詰めたそばからどんどん売れていってしまうのだとか!)2017年の春時点、日本にほとんど入ってきていません。
■IPAとは?
一般的にIPAはビールの苦味と香りの基であるホップを大量に使った、強い苦味と香りを特徴としたスタイルです。その苦味と香りが大手ビールにはない “個性”として受け入れられ、クラフトビールブームを牽引したと言われます。
サンクトガーレンでは「YOKOHAMA XPA(ヨコハマエックスピーエー/以下 XPA)」がIPAスタイルのビールで、世界的なビール審査会「ワールド・ビア・アワード」の IPA部門で2度のワールドベストに輝いた実績をもちます(日本のIPAでワールド・ビア・アワードを獲得したのはXPAが唯一)
■NE-IPAとは?
<サンクトガーレン史上最大量!膨大なホップ使用>
NE-IPAはIPAよりもさらに盛大にホップを使います。Golden Haze IPA(NE-IPA)はYOKOHAMA XPA(IPA)に対して約3倍のホップを使用。サンクトガーレンの1番ベーシックなビール「ゴールデンエール」のホップ量と比べると約10倍で、サンクトガーレン史上最大のホップ量です。
ものすごいホップを投入したため、棄麦汁が緑色という衝撃(動画)。こんなの初めて見ました。

麦汁の通った管はホップがべったり

醸造後の釜もホップがべったり

<大量のホップを使っているのに、苦味は控えめ>

ファーストホップ投入
NE-IPAは大量にホップを使っていながらも苦味が控えめであることも特徴です。
理由はホップの使い方にあります。
通常、ホップは麦汁を煮沸している最中に段階的に加えていきますが、NE-IPAは麦汁の煮沸時に投入するホップはごく僅か。ほとんどのホップを、理論上ホップの苦味が抽出されない麦汁煮沸後に投入します。麦汁煮沸中に加えるホップと煮沸後に加えるホップの割合はXPAで 8 : 5 なのに対し、Golden Haze IPAでは 2 : 39 です。
ダブルドライホップ(しかも超大量)はこのスタイルの最低条件で、トリプルドライホップしているものも珍しくありません。

<濁っているものが多いです>
NE-IPAは大量に使ったホップのために濁っているものが多く、アメリカでは 「Hazy IPA」とも呼ばれます。
もとは大量に使ったホップの結果として濁っているものが多いというだけだったのが、最近は“NE-IPAは濁っているもの”と 思われるようになっていて、小麦麦芽・ライ麦麦芽などのプロテインが多めの麦芽を使用することが多いです。

麦汁の糖度計測