薬剤師さんが本当にお薦めする二日酔い対策
「ソムリエの薬剤師がやってるお店です。」店主 安福さん編②
何かと飲酒の機会が増える12月。でも避けたいのは二日酔い。サンクトガーレンのボトルビール販売店でもある「ソムリエの薬剤師がやってるお店です。」のオーナー店主 安福さんに、広報 中川が二日酔い対策について聞いてきました。
次に二日酔いになってしまったときにお薦めの薬を教えて下さい。
個人的には二日酔いは頭にくる派のため、
バファリンとか飲んでしまうのですが…。
二日酔いの頭痛に「バファリン」ですが、
危険とまでは言いませんがおすすめはしないです。
二日酔いの場合は、大抵、胃腸も炎症が起きていますので、
胃腸に負担がかかる痛み止めの服用は悪化の要因となるためです。
危険とまでは言いませんがおすすめはしないです。
二日酔いの場合は、大抵、胃腸も炎症が起きていますので、
胃腸に負担がかかる痛み止めの服用は悪化の要因となるためです。
え…。
でも仕事もあるし、そんなときにはどうしたら…。
どうしても痛み止めが飲みたいといった場合には、ほかの痛み止めよりは
「バファリン（アスピリン）」を飲む方が良いです。
痛み止めの中にはお酒との相性がかなり悪いものがあり、
胃腸にやさしいとされている「アセトアミノフェン」（「小児用バファリン」や
効き目がやさしめの痛み止めによく用いられております。）は
ごく稀にですが肝障害を引き起こすおそれがあります。
「バファリン（アスピリン）」を飲む方が良いです。
痛み止めの中にはお酒との相性がかなり悪いものがあり、
胃腸にやさしいとされている「アセトアミノフェン」（「小児用バファリン」や
効き目がやさしめの痛み止めによく用いられております。）は
ごく稀にですが肝障害を引き起こすおそれがあります。
そうなんですね。
あくまで薬なので、良い面ばかりではない、と。
お酒好きの医師や薬剤師は多いですが、二日酔いの時にたいがい
飲んでる漢方なんかもあります。「五苓散」という処方がそれですが、
市販しているところは少ないようですね。
ちなみにうちでは売ってますよ（笑）基本、対症療法として頭痛、
吐き気や下痢といった症状に沿った処方をおすすめします。
飲んでる漢方なんかもあります。「五苓散」という処方がそれですが、
市販しているところは少ないようですね。
ちなみにうちでは売ってますよ（笑）基本、対症療法として頭痛、
吐き気や下痢といった症状に沿った処方をおすすめします。
五苓散、気になります。
あとは二日酔いといえども一応病気ですので、
ゆっくり休むことが一番の薬ですね（笑）。
なるほど(笑)。
とは言え、病気(二日酔い)にならないようにお酒はほどほどに！ですね。
■安福直行氏 プロフィール
静岡県立大学薬学部卒業、10年間調剤薬局・ドラッグストアに勤務、その後、株式会社日本飲兵衛薬剤師機構設立。「ソムリエの薬剤師がやってるお店です。」オーナー店主。
日本薬剤師研修センター認定漢方薬・生薬認定薬剤師。日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー、全日本ソムリエ連盟認定ソムリエ、スコッチ文化研究所認定ウイスキープロフェッショナル、日本酒サービス研究会酒匠研究会連合会（SSI）認定利酒師＆焼酎利酒師、日本テキーラ協会認定テキーラマエストロ、日本ラム協会認定ラム・コンシェルジュ。
■ソムリエの薬剤師がやってるお店です。
滋賀県近江八幡市江頭町448-3 / TEL:0748-33-8602 / 9-20時 定休日なし
